FBA料金シミュレーター 使い方

ここでは、FBA料金シミュレーターとは何か、その使用方法について学ぶことができます。また、FBA料金シミュレーターのメリットや使用する際の注意点、さらにそもそもFBAとは何かご紹介します。
月額4,900円(税抜) + 販売手数料

FBA料金シミュレーターとは?無料で使える料金比較ツール

FBA料金シミュレーターは、FBAを利用した場合にかかる費用と自社配送にかかる費用を簡単に比較できるツールで、無料で利用可能です。Amazonで新たに商品を出品する際や異なる配送方法を検討する際に使用し、事前に手数料や収益性を確認することができます。

また、FBA料金シミュレーターは、Amazonの販売事業者様だけでなく、今後販売事業者になることを計画している方も使用することができます。

FBA料金シミュレーターの利用で期待できるメリット4つ

収益予測:販売手数料、FBA手数料を含む実際の手取り利益を事前計算
最適な配送方法の選択:FBAと自社配送の詳細比較で、最も効率的な配送方法を選択可能
計算作業の簡素化:商品情報を入力するだけで、各種手数料の目安を自動算出
価格戦略の参考材料:概算収益を参考に、価格設定時の検討をサポート
FBA料金シミュレーターを活用し、最適な販売戦略を立て、ビジネスの拡大を目指しましょう。
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FAQ:

フルフィルメント by Amazon(FBA)とは何ですか?

フルフィルメント by Amazon(FBA)は、Amazonの配送ネットワークを使って販売事業者様のビジネスの成長を支援するサービスです。Amazonフルフィルメントセンターに商品を納品いただければ、その注文の受注、梱包、発送、カスタマーサービス、返品対応のすべてをAmazonが代行いたします。効率的で信頼性の高いフルフィルメントサービスを提供することで顧客満足度を向上させます。Amazon以外のチャネルで販売される商品も梱包・発送をAmazonに任せられるマルチチャネルフルフィルメ���ト(MCF)を利用すれば、在庫を一元管理することができ、ビジネスをより円滑にすることができる可能性が高まります。

FBA料金の概要

FBA手数料は、主に商品を倉庫で保管するための「在庫保管手数料」と、商品の配送に関連する「配送代行手数料」で構成されています。それに加えて、「長期在庫保管手数料」や「納品不備受領作業手数料」など、その他の手数料が発生する場合がございます。

Amazonの用語:

在庫保管手数料

在庫保管手数料は、在庫のAmazonフルフィルメントセンターにおける1日あたりの平均スペース使用量(立方メートル)に基づいて算出されます。フルフィルメントセンターでの保管期間が365日を超えた在庫については、長期在庫保管手数料が追加発生します。

Amazonの用語:

配送代行手数料

配送代行手数料には、商品1点あたりの、注文商品のピッキングと梱包、配送、カスタマーサービス、返品の料金が含まれており、商品のサイズや重量に応じて金額が変わります。

FBAを利用する

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FBAパートナーキャリアサービスの利用でFBA納品配送料が15,000円割引
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FBA新商品特典プログラムへの自動登録により、対象となる新規FBA商品について、月額在庫保管手数料、返送/所有権の放棄が一定期間無料
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Amazon Global Logisticsを使用して海外に配送する場合は30,000円割引

FBA料金シミュレーターの使い方を3ステップで解説

ここではFBA料金シミュレーターを利用するための3つのステップをご紹介します。

1. アクセス方法

FBA料金シミュレーターは以下からアクセスできます。販売を開始していない場合でもゲストとして利用可能です。またはセラーセントラルにログインして利用することが可能です。
または、セラーセントラルにログインし、赤枠の検索窓から「料金シミュレーター」などと検索することでアクセスが可能です。

2. 商品情報の記入

Amazonに商品が登録されている場合

出品しようとする商品が既にAmazonに登録されている場合、以下の手順で検索が可能です。

1. ページ左上の「Amazonカタログを検索」を選択
2. 「Amazonの商品を検索」にて「SKU、商品名、ISBN、EAN、またはASIN」のいずれかで検索

よくある質問

ASINとは?
Amazonでは出品商品すべてに、自動生成されたAmazon標準識別番号(ASIN)が付与されます。ただし、GTINやSKUは自動生成されません。ASINは、複数の出品者様が同一の商品を出品する場合、同じものを使用できます。ASINはAmazonの商品ページの「商品の情報」、またはセラーセントラルから確認可能です。
SKUとは?
SKUは「Stock Keeping Unit」という英語の略称で、在庫管理における最小の管理単位を表す用語です。
日本語では「在庫管理番号」や「商品管理番号」と呼ばれることもあります。同じ商品でも色やサイズが異なってもSKUで判断が可能です。SKUはセラーセントラルから確認可能です。

Amazonに商品が登録されていない場合

出品しようとする商品がまだAmazonに登録されていない場合、以下の手順で検索が可能です。

1. 「商品の定義」タブを選択
2. 商品の寸法や重量、カテゴリー、価格、配送料を手動入力して検索

3. 見積りの確認

商品情報を記入し、検索すると見積りが表示されます。左側に「Amazonから出荷」と真ん中に「出品者出荷」の場合が表示され、それぞれAmazon手数料や出荷費用、在庫保管手数料、その他の費用を確認することができます。
下記画像内の赤枠項目は商品情報をもとに自動的に入力されますが、その他の空欄の項目に実際に発生する費用を埋めることでより正確なシミュレーションが可能です。

また、右側の「オプションを選択」からはAmazonから出荷した場合と販売事業者様自身で出荷した場合をグラフで比較することも可能です。

よくある質問

FBA料金シミュレーターをスマートフォンで使用することはできますか?
FBA料金シミュレーターはスマートフォンで使用することも可能です。アクセス方法はパソコンと同じです。しかし、FBA料金シミュレーターはパソコン向けのツールであり、スマートフォンから使用すると見づらさや使いづらさを感じやすいため、パソコンでの利用をおすすめします。

FBA料金シミュレーターの使用例

例えば、まだAmazonに登録されていない箱入りマスクの場合の見積りを行ってみましょう。箱入りマスクの詳細は以下と想定します。
※こちらは実在しない商品です。
例)箱入りマスク

寸法:20×10×10 cm
重さ:200g
商品価格:2,000円
①商品情報の入力:
必要な情報を下記画像のように入力します。そして推定をすると見積りを確認することができます。
②その他の費用の入力:
商品の原価などのその他の費用を入れることでより正確に見積もることが可能です。ここでは商品原価を500円と仮定します。

③FBA利用時の利益率の確認:
その場合、FBAを利用してAmazonから出荷すると商品1点あたりの純利益が635円になり、純利益率は31.73%になります。

④出品者出荷と比較する場合、出荷費用や在庫保管手数料を入力:
ここでは仮に出荷費用800円、在庫保管手数料10円とすると、純利益は290円、純利益率は14.50%となり、FBAの利用によってコストの最適化ができることが分かります。 右側の比較グラフを活用すると視覚的にも比較が可能です。
※出荷費用は大手運送会社の宅急便40サイズの送料を参考に仮置きしています。実際とは異なるため、参照としてご覧ください。 ※Amazon手数料に含まれている「基本成約料」は小口出品者様のみにかかる手数料です。

FBA料金シミュレーターの3つの注意点

FBA料金シミュレーターは販売事業者様がAmazonでの販売計画を立てるのに便利なツールですが、計算結果はあくまで目安になります。ここではFBA料金シミュレーターを使用する際の3つの注意点をご紹介します。

1. 消費税の計算

FBA料金シミュレーターでは、消費税を入力する欄がないため、消費税の計算は別途必要です。
販売手数料には消費税がかかります。例えば、FBA料金シミュレーターで販売手数料が100円と表示されている場合、実際にはそこに消費税がかかり、110円になります。
※2025年8月時点での消費税10%で計算しています。

より正確な計算をされる場合は、消費税の計算を別途行っていただく必要がございますので、ご注意ください。

Amazonの用語:

販売手数料

出品者は、商品が売れるたびに、Amazonに対して合計売上の一定の割合、または最低金額のどちらか金額の大きいほうを支払います。合計売上には、商品価格、配送料、ギフトラッピング料金なども含まれます。販売手数料は、出品プランの料金に付加されます。

2. FBA料金シミュレーターに含まれる手数料

FBA料金シミュレーターではシミュレーションに一部含まれていない手数料があります。含まれている手数料と含まれていない手数料について詳細は以下で確認できます。

まずは概算をFBA料金シミュレーターで出し、より詳細に計算したい場合は含まれない手数料についても確認しましょう。含まれない手数料について、自身で「その他の費用」欄に追加することができます。
出品にかかる費用について、詳しくはこちらをご覧ください。

含まれる手数料

・販売手数料
・Amazonストアで販売される商品(リチウム電池および特別な取り扱いが必要な大型商品を含む)のFBA手数料(該当する場合)
・在庫保管手数料(シミュレーターでは、在庫は選択した国に保管されると仮定します)
・長期在庫保管手数料
・カテゴリー成約料

よくある質問

FBA料金シミュレーターに含まれない手数料は具体的に何がありますか?
下記が想定されます。必ずしもこれら全てが料金としてかかるわけではなく、場合に応じて発生する形式の料金もございます。

・月間登録料
・商品あたりの配送料
・返送/所有権の放棄依頼の手数料
・返品手数料
・納品不備受領作業手数料
・返金手数料
・レンタル本サービス料
・大量出品手数料
・含まれる手数料に記載がなく、あまり一般的でないその他の手数料

3. キャンペーンの反映

FBA料金シミュレーターでは一般的な手数料の計算をするため、特別なキャンペーンやプログラムを反映していない可能性があります。Amazonでは新規販売事業者様に向けた特典プログラムなども存在するため、このようなキャンペーンやプログラムがある場合はシミュレーターの他にセラーセントラルも合わせて確認しましょう。

フルフィルメントby Amazonの特典

Amazonプログラム

特典

入手方法

100点(大型商品の場合は50点)を120日間無料で保管

100点(大型商品の場合は50点)を180日間無料で出品者様に返送
購入可能な最初のASINを出品してから90日以内にAmazonフルフィルメントセンター(物流拠点)に在庫を納品すると、FBA新商品特典プログラムに自動登録されます。詳しくはこちら
納品配送料の15,000円割引
購入可能な最初のASINを出品してから90日以内に、Amazonフルフィルメントセンター(物流拠点)に在庫を納品します。詳しくはこちら

よくある質問

FBA料金シミュレーターとは?
FBA料金と自社配送の手数料を無料で比較できるツールです。出品前に収益性を確認し、最適な配送方法を検討するのに役立ちます。未出品の方も利用可能です。

FBA料金シミュレーターはこちら
FBA料金シミュレーターは無料で使えますか?
はい、FBA料金シミュレーターは完全無料でご利用いただけます。Amazon出品アカウントをお持ちでない方でも、ゲストとしてアクセス可能です。
FBA料金シミュレーターのシミュレーション結果はどの程度正確ですか?
シミュレーション結果は目安となります。実際の手数料は商品の詳細情報や配送先により変動する場合があります。より正確な計算には、消費税や一部手数料を別途考慮する必要があります。
FBA料金シミュレーターで消費税はどのように計算するのでしょうか?
料金シミュレーターでは消費税の入力欄がないため、別途ご自身で計算する必要があります。表示される手数料額には消費税が含まれていない点にご注意ください。
FBA料金シミュレーターのスマートフォン専用アプリはありますか?
FBA料金シミュレーターにはスマートフォン専用のアプリは存在しません。スマートフォンからでもパソコンと同様のアクセス方法にて利用することは可能ですが、このツールはパソコン向けに設計されているため、スマートフォン上では画面が見づらく、操作がしづらい可能性があります。そのため、より快適な利用のためにはパソコンでの使用が推奨されています。

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